別れた相手と復縁を考えるなら?やりなおす前にこれだけは確かめたい5つのこと

別れた相手との復縁を考える中高年女性 元彼・再会・復縁

「もう一度、あの人とやり直したい」

そう思っても、別れたときのつらさを思い出すと、すぐには動けませんよね。今度はうまくいく気もする。でも、また同じことで傷つくのは怖い。どちらの気持ちもあって当たり前です。

この記事でいう「別れた相手」は、かつての恋人のほか、事実婚や結婚を解消した相手も含みます。別れたのが数か月前でも、何十年も前でも、確かめたいことは重なります。

復縁でいちばん大事なのは、好きな気持ちの強さより、別れの原因に今の二人がどう向き合えるかだと私は思っています。気持ちだけで進むと、前と同じところでつまずきやすいからです。

この記事では、やり直す前に確かめたい5つのことを、具体的な場面ごとに考えていきます。

まだ「好きなのか、ただの未練なのか」で迷っているなら、先にこちらを読んでみてください。
元彼がまだ好き?「好き」か「未練」か分からないときに考えたい5つのこと

別れた相手とやり直す前に確かめたい5つのこと

復縁に向けて別れた原因や自分の気持ちをノートに整理する中高年女性

別れた原因を具体的な出来事で説明できる?

「価値観が合わなかった」「すれ違いが増えた」。別れの理由をそう説明する人は多いのですが、これだけでは何が原因だったのか、本当の理由が見えてきません。

たとえば「会えなくて寂しかった」と言っても、中身はいろいろです。会う回数が少なかったのか。約束が直前に何度も流れたのか。次にいつ会えるのか見通しが立たなかったのか。どれが引っかかっていたかで、相手に話したいことも変わります。

振り返るときは、紙でもスマホのメモでもいいので、次の順に短く書いてみてください。

  • 何が起きたか
  • そのとき、何に困ったか
  • 本当は、どうしてほしかったか

「予定が変わるのは仕方ない。でも、分かった時点で教えてほしかった」。ここまで言葉にできれば、相手にも伝えやすくなります。

もうひとつ、相手だけを悪者にしないこと。自分が約束をあいまいにしていた、言いにくいことを避けていた、ということがあれば、それも書き出しておきましょう。

また、別れの理由をきちんと聞けないまま終わった人もいますよね。その場合は、分からない部分を自分の落ち度で埋めなくて大丈夫です。二人の受け止め方が違うこともよくあるので、相手に話す気があるなら、相手の言い分も聞いてみてください。

当時の問題に今なら対応できそうか?

原因が見えたら、次は「それは今、変わっているのか」です。

  • 忙しくて会えなかった → いまは時間的な余裕はあるか
  • 遠距離だった → 今は無理なく会える距離か
  • 環境は同じまま → 続けられそうな工夫はあるか

では、状況が変わっていない場合は……? 「今度は不満をためない」と心に誓ったとしたら、実際に困ったとき、いつ、どんな言葉で伝えるでしょうか。ここが具体的に思い浮かばないなら、前と同じ展開になりやすいです。

まだ確かめられていないことは、「きっと変わったはず」と決めずに、「分からない」のまま置いておきましょう。一度楽しく会えたくらいで、その後の付き合いまで見通せるものではありません。

相手も交際をやり直したいと思っているか?

連絡がつながった。食事にも行けた。昔みたいに話せた。うれしいことが続くと、「向こうもその気なのでは」と思いたくなります。でも、会って楽しかったことと、交際を再開したいことは別の話です。

「会いたい」が同じでも、友人として会いたいのか、恋人としてやり直したいのかで、望んでいる関係は違います。復縁の話ができる雰囲気になったら、自分の希望を伝えたうえで、相手がどうしたいのかを聞いてみてください。

もちろんどちらかに今の恋人や配偶者がいる場合は、その関係をあいまいにしたまま復縁の話を進めるのは避けるべき。「うまくいっていない」と聞いても、それで交際できる状況になったわけではありません。

相手が迷っているときは、返事を急がせないこと。ただし、「迷っている」を「いつか復縁する」と受け取らないようにしてください。待つ側の負担は小さくありません。

意見がぶつかったとき話し合いを続けられそうか?

仲がいいときの思い出はあまり当てになりません。考えるべきは、いま意見が食い違ったときです。

「急に会う約束をされると困る」「毎日電話するのは難しい」。こうした希望を伝えたとき、相手はどんな反応をするでしょうか。逆に、相手の希望が予想と違ったとき、自分は理由を聞けるでしょうか。

たとえば、片方は毎週会いたくて、もう片方は仕事や家のことで難しいとします。会える日を一緒に探すのか、電話の時間で補うのか。二人が納得できる形を探す姿勢があるかどうかが分かれ目です。

反対に、「復縁したいなら、もう文句は言わないで」と言われて、自分が全部飲み込む形になるなら要注意です。つらかったことを話せないまま始まる関係は、また同じところで苦しくなります。

話がまとまらないとき、いったん考える時間を取って、あとでもう一度話せるか。ここも大事なところです。

今の暮らしの中で無理なく付き合えるか?

中高年の復縁は、好きな気持ちだけでは決められません。それぞれに、築いてきた暮らしがあるからです。次の点は、早めに話しておくのがおすすめです。

家族との関係
子どもや孫、親との付き合い方。相手の家族に、どう受け止められそうか。

住まいとお金
別々に暮らすのか、一緒に住むのか。同居や再婚をするなら、生活費、貯蓄、年金、相続をどう考えるか。お金の話は切り出しにくいものですが、避けたまま話が進むと、あとで困ることがあります。手続きが絡むことは、弁護士や司法書士、ファイナンシャルプランナーなど専門家への相談も考えてください。

健康と介護
交際が長く続けば、相手の体調や介護に関わる場面も出てきます。どこまで支えられるのか、支えたいのか。今すぐ答えが出なくても、頭の片隅に置いておきましょう。

付き合い方の形
再婚、同居、事実婚、別々に暮らしたままの交際。形はひとつではありません。自分が望むものと、相手が望むものを確かめてください。

すべてを最初に決める必要はありません。ただ、前も将来の希望が合わなくて別れたなら、同じ点をあいまいにしたまま再開するのはおすすめしません。

状況別に考えたいこと

別れて間もないときは、急がない

別れたばかりで気持ちが大きく揺れているときは、急いで復縁の結論を出さなくて大丈夫です。まずは別れの話を落ち着いて受け止めて、自分の希望を整理する時間を取りましょう。

考えたいのは、相手が話すことを望んでいるか、望まない返事が返ってきても自分は受け止められるか、です。時間がたてば相手の気持ちも変わるはず、と決めつけるのは避けましょう。

何十年も経っているときは、まず今の相手を知る

同窓会やSNS、共通の知人をきっかけに、何十年ぶりかで連絡が取れる。中高年の復縁では、こうしたきっかけで再び連絡を取り合う人もいます。

長い年月を経ていれば、二人とも変わっています。当時の問題より先に、今の仕事や暮らし、家族のこと、体調、これからの希望を知るところからです。昔は結婚を考えていたけれど、今はそれぞれの生活を保ちたい。そんなふうに、望むことが変わっていることも珍しくありません。

「残りの時間を考えると、急ぎたくなる」という気持ちも、よく分かります。でも、急いで決めて後悔するのがいちばんもったいないです。会う回数を重ねて、今の相手を知ってから考えても遅くありません。

昔の記憶は、時間とともに美しくなりがちです。思い出の中の相手と、今の相手は同じではありません。楽しかったことばかり思い出していないか、当時の不満も一緒に思い出してみてください。

もし再会を迷っている段階の悩みについては、こちらの記事でも詳しくお話ししています。
昔の彼氏に会いたいと思ったら?何年ぶりでも連絡する前に考えたい7つのこと

離婚した相手とやり直すなら

結婚を解消した相手との復縁では、別れの原因を特に丁寧に確かめてください。お金の問題、家族との関係、暴力や暴言があったのなら、時間がたっても消えたとは限りません。

子どもがいる場合は、子どもの気持ちや、親族の受け止め方も無視できません。今すぐ結論を出さなくてもいいので、周囲にどう伝えるかを二人で話しておくと安心です。

復縁の話を切り出すとき

復縁について落ち着いて話し合う中高年の男女

やり取りがあって、二人とも関係について話す気持ちがあるなら、「復縁したい」という気持ちと「前と変えたいこと」を一緒に伝える方法があります。

会って話せる関係になったときの、話し方の一例です。メッセージで最初に送ると重くなりやすいので、顔を見てか、電話などで話すほうが向いています。

私は、もう一度お付き合いできたらと思っています。前は、会える日が分からないまま待つのがつらかった。もしやり直すなら、お互いの予定を早めに相談したいです。あなたはどう考えていますか?

私は、もう一度一緒に過ごせたらと思っています。前は、困ったことを言えずにためてしまっていました。今度は、その都度話せるようにしたいです。あなたはどうでしょうか?

自分にも改めたい点があるならその点を添えてもいいでしょう。

そのあとは、相手の話をちゃんと聞く時間を取ります。同じ出来事でも、相手が困っていたのは別のことだったりします。お互いの話を聞いて、変えられそうなことと、今は難しいことを確かめましょう。

その場で結論が出なくても構いません。二人とも話を続けたいかどうかだけ確認して、いったん終えてください。返事を待つ間、ずっと自分の予定を空けておく必要もありません。

今は復縁を進めないほうがいいとき

相手から「やり直すつもりはない」「連絡しないでほしい」と言われているなら、その返事を尊重してください。断られた理由をひとつずつ解消すれば、いつか応じてもらえる、というものではありません。

断られたあとに連絡を重ねたり、相手の自宅や職場を訪ねたりすると、相手に強い不安を与えます。状況によっては、法律上の問題になることもあります。会いたい気持ちが強いときほど、この線は意識しておいてください。

また、前と同じように約束が守られない。困っていることを話すたびに責められる。関係の話をしようとしても、あいまいなまま会うことだけを求められる。こんな状況なら、付き合い直したあとの毎日がどうなるか、一度立ち止まって考えてみてください。

好きな気持ちが消えるのを待たなくても、交際を再開しないと決めることはできます。相手から会うことや関係の再開を求められ続けても、自分が納得できないなら応じなくていいのです。

逆に、相手から暴力や脅しがあって怖さを感じる相手なら、一人で会って変化を確かめようとせず、安全を最優先にしてください。相談先は警察庁の相談窓口・支援制度のページで確認できます。

復縁を口実にしたお金の話には注意

久しぶりに連絡してきた相手から、投資の話をされる、送金や貸し借りを頼まれる。そんなときは、応じる前に立ち止まりましょう。なりすましや、詐欺の手口の場合もあります。警察庁のSNS型ロマンス詐欺の案内も確認してみてください。

一人で考えても決められないときは

「好きだから、また我慢してしまいそう」「相手にどう話せばいいか分からない」。そういうときは、信頼できる人に状況を話してみるのもひとつの手です。

話すときは、別れた原因、今のやり取り、自分が望む付き合い方の3つを伝えると、迷っているところを共有しやすくなります。「復縁すべきか決めてほしい」ではなく、「また同じことでつらくならないか、一緒に考えてほしい」と頼むと、返ってくる話も変わります。

相談相手の選び方は、こちらの記事で詳しくお話ししていますので参考にしてください。
恋愛相談は誰にする?友達・第三者・専門家など相談相手の選び方

まとめ|「今度はどう付き合うか」を二人で考える

別れた相手との復縁について今後を考えながら川辺を歩く中高年女性

別れた相手とやり直したいと思ったら、別れの原因のうち、今なら対応できそうなことと、まだ変わっていないことを分けてみてください。そのうえで、相手もやり直したいのか、どんな付き合い方をしたいのかを話していきます。

「会う日は早めに相談する」「困ったことを我慢してためない」。こんな具体的なことを話し合えるかどうかが、次の判断材料になります。

もう一度付き合いたい気持ちは大切に。そのうえで、これからの毎日を一緒に過ごせそうか、今の二人で確かめていきましょう。

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